トマトスープダイエット方法

 トマトといえば赤い色素のリコピンが知られていますが、リコピンには高い抗酸化作用がありますし、豊富に含まれているカリウムには体内の余分な塩分を排出するデトックス作用がありますね。それで高血圧の予防や改善にトマトは非常に役立つので食べたほうがよいです。 さて、ネットやクチコミなどで脂肪燃焼スープダイエットとして、トマトスープが話題になっています。このダイエット法は、トマトの入った脂肪燃焼スープを1週間、日ごとに決められたくだものや野菜、肉などのメニューをたべるというものです。 タマネギやキャベツ、ニンジンなどの野菜にトマトの水煮缶を一缶そっくり加えて煮込んでつくりますので、おいしいトマトスープになります。そして、このスープを好きなときにたくさんたべてもいいというのが脂肪燃焼スープダイエットの特徴です。
 トマトスープはダイエットのみでなく、高血圧や動脈硬化の予防や冷え性、頭痛、腰痛に効くし、紫外線のダメージから肌を守るので、シミやシワを防いで美肌をつくるのにも役立ちますよ。

脂肪燃焼スープ(トマトスープ)の作り方

 脂肪燃焼スープ(トマトスープ)の作り方についてはいろいろな方法がありますが、だいたい次のような材料と方法をベースにして、あなたご自身でアレンジするとよいです。

■材料

・ホールトマト(トマトの水煮缶)1缶
・キャベツ 半個
・タマネギ 3個
・セロリ 1本
・ピーマン 1個
・ニンジン 1本
・固形スープの素 1個

 材料は冷蔵庫のなかにある野菜で十分です。トマト缶だけは用意しておかないといけませんが。

■作り方

1)野菜はあらかじめ食べやすいくらいの大きさに切っておきます。具の大きさは豚汁を作るときと同じくらいがいいです。セロリは茎だけでなく葉も刻んで使います。

2)次に大きな鍋に、材料の野菜と固形スープの素と、野菜がかくれるくらいの水を入れて10程度煮ます。そして、トマトの水煮缶を一缶そっくり加えて、さらに10分ほど煮込んで、野菜がやわらかくなってから、塩、コショウなどで味をととのえれば完成です。トマト缶は最初から入れても良いです。また、カレーパウダーやチリソースなど、あなたのお好みの味つけをすると良いですね。

 さらに、この脂肪燃焼スープに粉寒天を加えれば腹持ちが良くなるので、いい方法ではないかと思います。

脂肪燃焼スープダイエット(トマトスープ・ダイエット)の7日間のメニュー

脂肪燃焼スープダイエット(トマトスープ・ダイエット)の7日間のメニューですが、そのやり方はいろいろありますので、標準的な方法をかきますね。

・ダイエットの実施期間は1週間が原則です。その間、脂肪燃焼スープは好きなだけたべていいです。それ以外に、1日目から7日目までの日替わりメニューをとります。
・飲み物は水、お茶、ブラックコーヒーなど、砂糖の入ってないもの
・7日間がおわって再びダイエットを行うときは、少なくとも2週間以上たってから再チャレンジしてください。

■7日間メニュー

Day1)くだもの
 くだものを好きなだけたべていいです。果汁100%のジュースもOK

Day2)野菜
 野菜を好きなだけたべていいです。生野菜のサラダや野菜の煮物など。ただし、油やバターは使っていけません。

Day3)くだものと野菜
 果物と野菜を好きなだけたべていいです。

Day4)バナナ
 バナナを3本までたべていいです。

Day5)肉とトマト
 赤身の牛肉か鶏肉(700グラムまで。ただし、鶏肉の皮はたべてはいけません)、トマトは6個までたべていいです。肉の代わりに煮魚でもOK

Day6)ステーキ
 牛肉のステーキ(150グラム)を2、3枚までたべていいです。肉の代わりに煮魚でもOK

Day7)玄米
 玄米を好きなだけたべていいです。ほかに、野菜をたべたり、果汁100%のジュースを飲んでもいいです。